《日記的雑記帳》 New!
〈2003年〉 〈言いたい放題〉や〈近況報告〉に書き切れて
ないことを雑記的に書き留めていきます。自分の行動メモみたいなものです。

8月24日(日) 競馬もつまらなさそうで、グダグダしていても体が腐りそう。何となく、乃木坂から新御茶の水へ出て、秋葉原方面 へ。久しぶりに鉄道博物館を覗く。客車風の座席に座って、本を読んでいる中年のオジさん。なるほど、いい場所だねえ。仕事をやるのにもいいかも知れない。パノラマはもう終っていたが、2FのヨーロッパHOゲージはやっていた。子供が騒ぐので、すぐに出て、石丸のCD店へ行くと、ルー・ハリソン(今年死んだ)のオマージュとして、パーカッションの作品ばかりのCDがあった。それともうひとつ、ヴェルレーヌに対する実験的なCDらしきものがあったので買う。帰って聴くと、ルー・ハリスンも、声のものもなかなか面 白い。赤瀬川原平『老人力』読了、いまごろ……。
8月23日(土) ギリシャ旋法に想いをめぐらしつつ、パニアグワの「古代ギリシャ」のCDをもう一度聴いてみる。HPの《変な曲コーナー》でサンザンにこきおろしたCDだったけど、クルト・ザックスの古代ギリシャの楽譜の断片を見ながら聴いていると、全く同じフレーズが出てくるにのビックリ。パニアグワさん、冗談ばかりじゃなく、かなり古代の断片を材料にしている。ようし、この線で行くか。玉 木風ギリシャだい。 CA-TVの朝日ニュースター「パックインジャーナル」で、イラクの国連に対するテロは、アメリカのお芝居、という陰謀話は面 白すぎておっかないねえ。
8月22日(金) 「Nexus」はまあまあ。余り参考にならない。新曲にとりかかろうとするがまとまらず、梁石日の『裏と表』を読了。金券ショップのウラ話。業界話は非常に面 白くて、テンポもいいのだけど、文章がひどすぎるのと終りが予定調和すぎる。要するに、劇画の台本みたいなんだな。前作の『睡魔』の方が圧倒的に面 白い。こんなことしてて仕事、間に合うのかなあ。
8月21日(木) もう一度CDを漁る為に渋谷に出たが、少し早いのと、時間が丁度よかったので日本語吹き替えの『HERO』を見る。またこれも、『マトリックス』と同じく、意味のないアクションばかり。色使いとか衣裳とか云々する前に、まず退屈極まりない。途中で席を立つ。どうも渋谷は縁起悪そうなので、浅草のパーカッション専門ショップ「コマキ」へ行くと、やっとNexus 2枚があったが、いずれも10年以上前のもの。ハハハ、ずっとコマキに寝ていたのかね。神谷バーで一杯飲んで退散。
8月20日(水) 前田デザインにて、2台ヴァイオリンと福島潟、2枚のCDデザイン打ち合わせ。なかなかうまくいきそう。 夜、20年ぶり位でキング・クリムゾンのLPを聴く。うーん、懐かしい。誰かが私の20代の時の曲を、「キング・クリムゾンの影響にある」と雑誌に書いていた(『CDコレクターズ』)けど、そういえばそういえないこともない。しかし、昔の興奮は戻らないし、いま、純正律をやっている自分にとっては、音程の悪いフルートやエレキはちょっとこたえるね。
8月19日(火) 国立音大用の新曲、そろそろ考え出すが、まとまらない。何か考えようとするとすぐに眠くなってしまう。
8月18日(月) アイスランドから帰ってきた西潟さんと事務所で、福島潟CDの自然音の編集。鳥の啼き声と水音、ききながらウツラウツラ。自然音はよく眠れる。
8月17日(日) 午後、「スワニー」完成。もうガーシュウィンはたまらん。水野さんに電話して、「スワンダフル」は勘弁してもらい、2曲でOKになった。やっと気が晴れて、というより、次の仕事が待っている。それは、国立音大の打楽器アンサンブルへの新曲で、9月4日譜面 完成とのこと。なかなか急に気分は切り替わらないので、もう一度渋谷へCD漁りに。ところが、タワレコにもHMVにも全くパーカッションのCDがない。ネクサスくらいはあってもいいのにねえ。仕方なく、未知の3枚を買うが、その中の1枚、スティーヴ・マートランドの『教訓をたれる馬たち』というのがとんでもなく面 白い。なぜパーカッションのコーナーに置いてあるのか分らないようなプログレ・ブラスの世界。久方ぶりにキング・クリムゾンを思い出すような変態バンド。たしかに刺激的で面 白いが、国立向きではないね。
8月16日(土) 午後、「サマータイム」完成し、ある会合の為、赤坂へ。ここでとんでもない事態に遭遇。現在進行形のことなので詳しいことは書けないが、不愉快極まりない集まりだった。まあ私が冷静ならば収まることかもしれないので、我慢ガマン。
8月15日(金) 雨続きのお盆。外に出る気もせず、またガーシュウィンで溜め息。ボーッとしつつ夜になってやっと「サマータイム」に手をつける。
8月14日(木) 水野さんから頼まれている、ガーシュウィンの2台ヴァイオリン用編曲に、そろそろとりかからないと間に合わないので、「サマータイム」と「スワニー」と「スワンダフル」の譜面 を見ながら溜め息の連続。やはりガーシュウィンは唄ものなので、いじりにくい。といって、そのままメロディだけやるのではバカみたいだし。なかなか気分が乗らない。
8月13日(水) 依然、事務処理に追われ、思い切って渋谷へ出る。丁度時間がよかったので、いまごろになって映画『マトリックス・リローデッド』を見るが、全く面 白くない。ただおぞましいだけ。前作は謎解きがあってSF的な興味もあったが、今回はアクションばかりで神経がささくれだつ。途中で寝てしまった。終ってタワーレコードでまたナクゾスを漁る。ウェーベルン、ルトスアフスキ、プーランクはいいとして、ウォルター・ピストンのシンフォニーは面 白くない。ヴィラ・ロボスのショーロNo.8、9も騒がしいだけ。しかし、J・ケージのプリペアードピアノの2枚目、これは面 白いし、美しい。参った。武満さんも相当影響を受けているのがよく分る。ハハハ、ネタバレしているね。ナクゾスではなく、Vox-Boxのアメリカンコンチェルトという7人の作曲家の2枚組、これがけっこう面 白い。特に、ルー・ハリスンのヴァイオリン協奏曲、ウォルター・ピストンのピアノ・コンチェルティーノは良い。
8月12日(火) とにかく久しぶりに休むが、事務処理が溜まっていて、気が休まらない。
8月11日(月) 半蔵門のGKスタジオで水野さんとのリテイク。私は、ヴァイオリンの扱いが極端に悪く、弦も切れるまで取り替えないし、弓の毛替えも殆どやらない。それを見兼ねた水野さん、まるでお母さんのように、弦を張り替え、弓まで貸してくれた。やはりいい音がする。水野さんは毎日何時間も奏いているプロパーのソリストだから、音はすばらしく、艶やかで、ふくよか。私はたいていのヴァイオリニストには負けないが、音に関しては、やはり水野さんはすばらしい。 結局、前半だけ、私が演奏して、後半は章乃ちゃんの部分を残すことに。そうすれば、デザインも大幅に変更しなくてすむし。7時半頃に終り、ああ、やっと休みがとれる。
8月10日(日) 録音は2時から初台のオペラシティーのリハーサル室。2時前に着いたが、ドアに入室禁止の張り紙。変だなと思いつつ、やっと入ってもいいとなって入ると驚いた。それほど広くもない一室に、セミコンピアノと録音機材が。つまり、副調に当たる所がないのだ。ひとつ部屋の中に、レコーディングエンジニア、ディレクター、プロデューサー、アーティスト、我々ミュージシャンが同居。浜田さん、小柄で、人なつこそうな人。歌い方はほんとに浅川マキをおしゃれにした感じ。演奏もアレンジも何も問題なく、2時間かけず終る。十七絃と弦Qの取り合わせは相性がいい。ひょっとしたらコントラバスより、バランスも音もきれいにとりあう。多少高いけど、これからは、この取り合わせも、いいかも知れない。 早めに終ったので、事務所に荷物を置いて、バスで新橋へ。東京湾の花火大会を見に、ゆりかもめへ。何だか正月の川崎大師のような並び方をさせられ、前途多難。ゆりかもめ、どこで降りたらいいのか分らず、お台場海浜公園へ行くと、猛烈な人ごみ。避けて次の台場で降りると、丁度、花火が始まったが、残念ながら遠すぎる。どうやら日の出桟橋の辺の方が近いようなので、ゆりかもめに乗ると、この車窓からの眺めが最高。日の出桟橋で降りると、もう人の波であふれ返っており、しばらく人ごみの中で見ていたが、暑くてしようがないので早々に退散。花火も、子供の時のあの感激は薄れてしまって、なんだかなあ。
8月9日(土) ケーブルTV、朝日ニュースターの「パックイン・ジャーナル」。今日は、特にエキサイトした。ゲストが選挙予測のプロ、福岡教授。彼は松下政経塾の先生でもあるので、若手代議士からの情報が豊富。彼によると、自民党の総裁選挙は、反小泉の高村に負けて、破れかぶれ解散、小泉は自民党を離党するだろうとのこと。総選挙の行方は、石原新党の登場によって局面 が劇的に変化するだろうとのこと。なんだか面白くなりそうだな。 重い腰をあげ、明日の為の編曲完成。今日は競馬やらず。
8月8日(金) 月イチ定例のサナダクリニック。また、糖尿病で脅され、やれやれ。終って五反田周辺をブラブラ。一昔前はコンピュータ・マルチメディア関係でよく来た町だけど、今は月に1回の病院帰りに寄る町になった。暑いのでサイゼリヤに入り、もっぱら読書。早く事務所へ帰ると編曲を考えなきゃならないので、グダグダ時間をのばす。結局、一日何もせず。
8月7日(木) 浜田さんのアレンジにかかる。彼女はピアノの弾き語りで曲名はなんと「座頭市」。昔の浅川マキ風でなかなか味のある歌い方。サウンドは生の弦Qと17絃の琴。ハハハ、変なとりあわせ。乞うご期待。
8月6日(水) 朝から水野さんの電話で起こされる。頭がボーッとしてるのに、やはり全部録り直したいという。金はもつからといわれても、こんなことは初めてだ。とにかくよく考えて、夕方もう一度話し合おうということにして私は歯医者へ行き、午後からはそろそろ日が迫ってきた(10日の日曜)浜田まり子さんというシンガーソングライターへの編曲を考え、ボーッとしていると、水野さんから電話。結局、いろいろやりとりした結果 、章乃ちゃん(娘)の演奏はやめ、水野さんと私のデュオでやり直すことに決定。ヤレヤレ。スタジオとかスタッフのスケジュール調整すると、11日と12日しかない。あゝ、やっと休めると思ったのに、何という……。
8月5日(火) 朝、水野さんと渋谷で待ち合わせ、デザイン打ち合わせの為、前田事務所へ。CD3枚分お願いしてあり、打ち合わせも何だか集中力に欠け気味だが、水野さん母娘のものは、娘の章乃ちゃんの写 真を撮り直すことでやっと収まる。これホッと大安心。と思いきや、とんでもない事件勃発。最後の最後の確認(これは万一の編集ミスとか順番の確認程度)の為のCD-Rを水野さんに渡した結果 、夕方、いまさらなのに、演奏と録音が気に入らないから録り直しできないだろうか、との掟破りの電話。もちろん私は拒否したが、もう一晩聴いてから明日また電話する、とのイヤな予感の走るお言葉、アーア。 夜は、若手のTシャツ・デザイナーと飯をくう。とてもセンスが良く、本職は男もののデザインだけど、映画やグラフィックの仕事もやっているとのこと。HPもとても面 白く、何かと期待できそうだ。何と言っても24歳で独立のフリーで喰っていけてるというのは、多分スゴイことなのだろう。
8月4日(月) 今日は、東京會舘創立80周年記念のロビーコンサートの日である。80周年に無料のロビコン(第1回とは言うが)とはチグハグだが、どうも東京會舘の進行がチグハグで、事前に作ったチラシ(もちろん東京會舘製)が非常に安上がり手作り風で、あまり人にすすめる気にもならないような作り。それでいて、ロビコンなのにタキシードでと言われ、ナンダカなあ……。事前の音出しの為、16:00に着くと、今度は入口にドでかい立て看で「玉 木宏樹の魔弓の世界」とある。アリャリャ、この意気込みは凄まじい。入ってみると、ロビーには白いカバーを着けて椅子がズラリ。これは見た目、豪華なのだが、実際に作られたステージ上で演奏すると、ピアノの音どころか自分の音すら明瞭に聞こえない。それに何といっても暑い。ピアノ伴奏がいつもの小松真知子さんなのが唯一の救い。本番は17:00と18:00それぞれ30分。タンゴ中心なので、やり易いはずなのに、本番になると余計に自分の音が聞こえず、2ステージとも、やや奏きすぎて終ったらかなりの疲労。しかし、終ってからごちそうになった地下の北京料理の店がとてもよくてうまかった。これが素晴らしかったので、すべて、チャンチャン!
8月3日(日) CD の解説とか、書いてない原稿が山ほど、ウンザリ。 競馬は新潟の1R。パドックで順番を乱した5番の馬、ブッチギリの1着。単複とれる。あとはメインまで我慢。関屋記念、枠連2点で、2-3、900円代の馬券とれる。このレースにはイルバチオという名前の馬が出ていて、こういう名前、つまりイルバチオはイタリア語で接吻のことであり、とすれば、接触馬券に要注意!とは古い高本格言。全くその通 り、馬連で4-5、枠連で2-3ときたもんだ。オースミは決して代用品じゃない。もしもの場合のアドマイヤもちゃんと3着に入ってるんだからね。
8月2日(土) 土曜日11時からのCATV――アサヒニュースター「パックインジャーナル」を私はやむを得ない場合以外は必ず見るお得意の番組。ややエキセントリックな田岡さんとか、口の回りの悪い角間さんとか面 白い人が多く、政界や外交の裏話も豊富。今日見ていると、何とこの番組、満5年とのこと。ということは、私がCATVを見出したのはその直後だ。愛川欽也も最近は知識もひろがり、初期のころのようなテレンコズタブロはなくなり、安定してきた。その分、多少面 白くなくなったこともあるが、前にあった、女同士の激しいケンカ、そして、田岡さんと林美齢さんの激しいやり合い、みんな面 白い。ガンバレ!キンキン。 競馬デイ、新潟日報賞、ええカッコして枠連一点買いしたら、頭は当たったのにヒモが見事外れた。
8月1日(金) 「オヤシラズ」を抜いた近辺が痛くなり歯医者へ。午後、リズム時計の小俣さんの訪問を受け、久しぶりにこれからの展望を話し合う。何やら面 白そうな動きが出るといいなあ。
7月31日(木) 8/4の東京會舘のロビーコンサートの練習のため、北千住の小松真知子さんの所へ。メチャ暑い日で、北千住からの10分ほどの歩きがこたえる。小松さんとの練習は楽でいい。15分位 で終る。なれている曲を今更練習してもシラケるだけだからね。終って北千住の駅で馬場さんと待ち合わせ。9/1リリース予定の母娘ヴァイオリンのCDデザインを見ながら打ち合わせ。
7月30日(水) 『ストリング』誌から急かされていた新連載「音階と音程――その歴史と謎」入稿。まずは第1稿のつもりだったが、編集部の反応がすこぶる良く、10月号からの開始予定が早まって、9月号からの連載となる。なによりも、純正律関係のインフォメーションがOKというのがいい。だいたい10月頃から音程のワークショップを始めようと考えているので、その前の9月15日の名古屋に於ける音程のワークショップが非常に楽しみ。 夕方、西潟さんが来て、福島潟CDに関する打ち合わせ。市長を始め、あいさつのテキストが多く、写 真もカラーで等々、注文が多く、頭が混乱しそう。西潟さんは8月に入ったらヨーロッパへ発つ為、とにかくギリギリの打ち合わせを終える。
7月29日(火) CDのデザイン関係とか、全体の予算組みとか、何やかや事務処理が山ほどあり、うんざり。しかし、これを処理しないことには、CDも出ないのでね。 あっ、CATVで、『癒しの楽器 パイプオルガンと政治』の本を書いた草野厚教授が出ている。
7月28日(月) 梅雨明けの福山近辺を少し案内してもらい帰京。車中で、クルト・ザックスの『音楽の起源』の中のギリシャの完全音組織の音階の秘密がやっと少しだけ解明できた。高いという言葉が低い音に使われているのは、楽器の調弦のセイだというのだが。その変な語法が、後のグレゴリアン・チャントの旋法名の間違いになったという。ハイハイ……。
7月27日(日) いよいよ本番。福山はけっこう箏のさかんな所で、随分と参加団体が多い。1時から1部が始まり、休憩の後、私の曲は最後の大トリ。13分ほどの曲なのだけど、ヴァイオリンは奏きまくりなので結構緊張した。夜はホテルでゆっくり。
7月26日(土) また参考書読みまくり、夜ステージリハ。
7月25日(金) 音階と音程についての参考書を読みまくり、夕方からリーデンローズで私の自作自演曲『箏アンサンブルとソロ・ヴァイオリンの為のカプリス』の合わせ練習。卜部さん自身がかなり力を入れて練習に打ち込んでくれたおかげで、だいぶまとまりがよくなって、やりやすかった。
7月24日(木) 今日は福山へ行く予定で、27日のソロ・ヴァイオリンの為、早めに着いてヴァイオリンの練習をして、夜、公文協(公共文化施設協会)の人たちとの集まりに参加予定だったが、朝のうち、森山君とiBook関係を整理している内に出発が午後になり、5時ころ福山到着。そのまま飲み会に。 別に目的があるわけではないが、福山リーデンローズの卜部館長の呼び掛けで午後からずっと、公共ホールの自主公演についてのディスカッションの打ち上げで、卜部さんから「JASRACに強い玉 木さん」との紹介で、話は、10月1日から改正される、ホールでの演奏料の説明をするが、全員、そんなことは全く聞いてないとのこと。公文協は、全国の自治体関係の公共ホールの集まりであり、その公文協の人たちが全く聞いてないとは、JASRACはどうなってんの! 各地方の人が来ていたが、熊本の鈴木健二元館長についての話は面白かった。私自身も神戸出身だからよく分るけど、神戸の人はせっかちさで突出していた。
7月23日(水) 朝、USB用のAir-H"を買いに渋谷へ。結局128の新品を買ってしまう。ザウルスはどうしようかなあ。 午後、代々木公園の前田麻名デザイン事務所で、CD3枚分のデザイン打ち合わせ。『雪柳』『デュオ・ヴァイオリン』はアルキのインディーズなので打ち合わせも楽だが、西潟さんを交えての新潟は豊栄市関係のCD『福島潟讃歌』は向こうからの注文で12頁フルカラーのブックレットということで、かなりの難問が山積。下手したら、印刷代が一番高くつきそうで、ハッキリ言ってシラケる。早めに印刷の見積りを出してもらうことにして、西潟さんの車で池袋へ。 沼田曜一さんの提案で、3人で食事、沖縄料理。伝説的大酒飲みの破滅型詩人、種田山頭火をテーマにステージを、ついては山頭火の詩を三味線の歌にしてはどうか、という打ち合わせ。とにかく年内に一度、ライブハウス程度の所で試演をしようということに。沼田さん、少し前に軽い発作に襲われ、70半ばにして禁煙。また、酒にも弱くなった様子。少し心配だがねえ。
7月22日(火) 森山君に頼んでおいた「サウンドキャンバス」の新品到着。そして事務所のコンピュータ3台無線LAN化へ。ソフトシンセがワンサカなのに、SCは9万円台と高すぎるなあ。無線LANは楽だあ。もともと私はコード音痴系なので、ケーブルニョタニョタは生理的にキライなんじゃあ。カラーザウルスが壊れたので、DDI電話カードが空いたので、重いiBookをモバイル化するか。
7月21日(月) 忘れた携帯をもらいに東京會舘へ。そして久し振りに神田の古書街へ。目的は音楽専門の古賀書店。日頃手に入らぬ 絶版ものを探しに行ったが、殆ど収穫なく、やっと1冊、マックス・ウェーバーの『音楽社会学』昭和29年刊。私は高校時代に買った懐かしの本だが、それは昭和5年版の鐵塔書院のもの。買った時からぼろぼろだったが、今はこわくて本が開けないほどの惨状。で、古賀書店のものは、戦前と同じ山根銀二訳のものだが、本人の弁解がすごい。戦前のものは自分の思い入れが激しく、勝手に見出しを付けたり、意訳が多過ぎてとても恥ずかしいので全面 的に新訳したとのこと。 買ってきてさっそく読み比べたが、何と、戦前版の方が圧倒的に読み易い。しかし、鐵塔書院といういかめしい発行元はと、奥の方の刊行案内を見ると、ヤベエ、ゴチゴチの共産主義系ばかり。しかも鐵塔とは、プロレタリア系の出版社。どうりで山根さん、マックス・ウェーバーの訳のあとに、御自分で懸命に『プロレタリア音楽論』まで書いている。アハハ、左翼だったんだねえ。それを戦後恥じているとは変なオジさん。 R・コルサコフの『管弦楽入門』、欲しかったが35000円は高すぎた。
7月20日(日) 競馬デイ。新潟の「疾風賞」。狙っていたソロリサイタル、惜しくも2着。その前のバカレースで負けていたので、1着に来ないと、複勝だけでは元が取れない。アーア。
7月19日(土) 茅ケ崎はやはり遠い。しかもホールが駅から10分ほど歩く。コンサートは18:00からで、「くるみ割り」は4曲目。水野さんのおしゃべりで進行し、各曲ごとに拍手がくる。とても評判がよかったようで安堵しつつ、お先に失礼。
7月18日(金) 12時より、半蔵門のGKスタジオで、ヴァイオリン・デュオのマスタリング。終って16時に東京會舘へ駆けつけ、西潟さんと吉原佐知子さんとのアンサンブルのPAリハ。19時すぎ本番の「日本酒の集まり」のゲスト出演なのだが、吉原さんの箏とは、20年ぶり位 の「春の海」の演奏。ヴァイオリンの方が面白い感じはある。司会の国弘よう子さんとは15年ぶり位 の再会。バカ話がはずみ、周りはシラケ気味。 本番は、西潟さんと私で「タンガ・キーコ」と「民謡風即興」。お琴との「春の海」、最後に3人で「いちめんの菜の花」。メシバックなので少々うるさいのがシャクにさわったが、終ってから各地の酒が飲めたのはよかった。しかし、携帯を控室に置き忘れてしまった。
7月17日(木) 事務処理と2枚のCD、『雪柳』と『易しいデュオ・ヴァイオリン』へのレーベル・コピー作りやライナーノート等で忙殺される。
7月16日(水) 19日に茅ケ崎で初演する、水野さん母娘によるヴァイオリン・デュオ「くるみ割り人形組曲」の練習に立ち会う為、東横線の東伯楽へ。少し早めに着きそうなのでそのまま鈍行で横浜まで行く。来年の初めに地下鉄連絡となる為に廃止される地上区間、ひょっとしたら最後かもしれないという思いと、東伯楽からの地下へもぐる工事を見る為。工事は確かに東伯楽の駅を過ぎた左側で行なわれているが、肝心の地下へもぐる様子が全く見えない。今年の末ころに突貫工事でもやるのかしらん。 「くるみ割り」は、二人の練習が不足で、いまいち姿が見えないが、最後の「花のワルツ」、私は、あの下らないメロディの大ゲサなオーケストレーションがこっぱずかしくて大キライな曲なのだが、2台ヴァイオリンとピアノにまとめてみると、非常にかわいい曲になった様子。所詮、この程度のソノリティで充分な曲なのだね。かえっていい曲に感じられた。
7月15日(火) 日曜日の疲れがどっと出て脚が痛くてたまらず、特に下り勾配がつらい。 新潟の福島潟(何だか変だが、実際にある)のCD制作の一環として、向こうが録音した自然音の編集をアルキで。4本あるDATを全部聴いてもすべて天然記念物オオヒシクイの単調な啼き声だけで、20分にまとめるようにといわれたので、何となく20分にはしてみたが、こんなん使えるのかなあ、という少々心もとない作業だった。早速、新潟には送ってみたが……。
7月14日(月) インディーズCDを出すにあたってJASRACやその他デザインとか、山ほどやることがあり、こういう事務処理は苦手なので、暗い気分になりながら進める。JASRACへの届けや録音処理はほんとに面 倒臭い。何だか、あまりにも面倒臭いので、やめてしまうことを待ってるんじゃないかと思えるほど事務的ハードルが高い。 3枚買ったCDの内、ジョン・ケージのプリペアドピアノの為の曲が余りにも美しく、ノケゾッてしまう。私は今日の今日までJ・ケージを誤解しておったなあ。でも気がついてよかった。
7月13日(日) 今日は、ある焼き鳥屋の主催による高尾山登りの日。5時に眼を覚ますと、もう鳥がピーチク。鳥が鳴く日は雨が降らないはずなので、7時に集合場所へ行くと、みんな半信半疑の顔で集まってくる。結局、強行ということで、8時過ぎに高尾山到着。みんなは6号路から頂上へというコースだが、私だけズルかましてケーブルカーで途中まで行くつもりでみんなと別 れると、何と、落石の為ケーブルカーは運休とのこと。仕方なく、6号路でみんなの後を追う。 私は1号路は時々のぼっているが、6号路の方が、はるかに易しい。という所で、カッとばし気味に頂上まで行ったが、ここから城山まではカンタンとなめていたら、靴が都会用のスニーカーだった為、ぬ かるみに何度もはまり、スッテンコロリの連続。どんなことがあっても左手は傷つけぬ ようにかばう為に、よけい転び方が変になる。やっと城山の茶屋に着くと、突然雨が降り出した。ビール2本のうまいこと。 小やみの雨の中を相模湖に向かって下山。これがまた大変。ズルズルのドロドロ。たいへんな思いで下の道路へ出て、タクシーを頼む。結局、相模湖でのバーベキュータイムに間に合わないので全員タクシーということに。相模湖のボート乗り場の刃物ザタ、タクシーの運転手の話が面 白かった。で、バーベキューをやりながら、競馬は七夕賞。ウマをやる人が多いので、結構、話だけは盛り上がる。私はここんとこ、山が荒れているので、ヤマノブリザードの単複だと、冗談をいうと、3着。これはいいのだが、その前のレースで大コケの為、本日、結構負ける。帰りは、相模湖の遊覧船なんか乗って、ほんのちょっぴり遠足気分。 しかし、日頃の運動不足がたたり、脚がむちゃくちゃ痛い。2〜3日が思いやられる。
7月12日(土) メガネレンズ交換へ渋谷に。そして隣のタワレコでCD3枚買う。それから、スタバで、最近の情報交換打ち合わせ。Macも進化しているし、まあ、いろいろありますわな。
7月11日(金) 朝、池上のサナダクリニックへ月に一度の定期検診。1ヶ月前の血液検査の結果 、ドクター六花から、かなりヤバイと宣告される。まあ、毎日飲んだくれてたからねえ。本腰入れて、体もいたわらにゃ。午後、水野母娘の2回目。5時ころ終わり、今度は、マイナスワン用に私の録音。マスタリングまでやろうと思っていたが、果 たせず、18日送りへ。
7月10日(木) メガネが壊れてしまい、何をやるにもウットウしいので渋谷へ出かける。必要なレンズは取り寄せの為、12日再度。帰って、録音の整理とか事務処理とか。事務所の隣の小汚い木造アパートが解体され、整地されて、妙に見晴らしがよくなる。しかし、またマンションかなんかの新築とやらでうるさくなるんだろうなあ。
7月9日(水) 半蔵門のGKスタジオにて、純正律インディーズCD、水野母娘による、やさしいヴァイオリン・デュオ集の録音。「むすんでひらいて」や「きらきら星変奏曲」から「エックレスのソナタ」まで、編曲はすべて私で、音友から出ている楽譜集のCD化という所。すべてが純正律に近くなるように編曲しているが、やはりkeyによって困難な所がある。とりあえずは3分の2くらいで終了。
7月8日(火) たまっている事務処理と、「くるみ割り人形」の編曲の変更が出たので、少し編曲に手を入れる。
7月7日(月) 9月の香蘭女子高のPTAコンサート出演の資料渡しと打ち合わせで山口さんに会う。彼女は琴も演奏し、ロシアへ演奏旅行に行くとのこと。また、三味協の森さんとも親しく、世の中狭いものだ。
7月6日(日) 今日は名古屋。11時の「ひかり」で13時半に会場の栄のホテルに着く。純正律音楽研究会名古屋支部の岡田さんがCD、MDのナビゲーターをやってくれるので大いに助かる。集まりは、菊里高校音楽科の同窓会のゲスト出演。菊里は名古屋で屈指の音楽高校。芸大に入る人も多く、私を招いてくれたのが芸大1年下の北垣さん。彼女は名フィルのコンマスで名古屋の名士。彼女の招きとあらば、みんな熱心にきいてくれて非常に反応もよく、持っていったCDや本もほとんどが売れた。そして9月15日に、名古屋の弦楽器指導者の集まりで講演してほしいとのこと。もちろんOK。これからもどんどん、こういう輪が広がっていけばいいねえ。
7月5日(土) 16時からシンポジウム。15時半に着くと永さんをはじめ、全員揃っていた。みんな初対面 なので、私が紹介しなければいけないのに、遅かった。シンポは、私と西潟さんの三味線デュオによる「ねこふんじゃった」の演奏で始まり、そのまま猫皮のことで話が始まった。前半終了、少し休憩の後、西潟さんと私のヴァイオリンで「タンガキーコ」の演奏。そして後半はやや音楽療法的な側面 の話で大いに盛り上がる。会場も、最初は120人分のイスを用意したが、客入りがよく、160名の参加となった。会場も大いに盛り上がったようだったが、終わってから永さんに「面 白かった。司会も良かった」と言われ、ホッとする。あとでアンケートを読むと、猫愛好者は激しく三味線に反対するねえ。
7月4日(金) 三味線フェスティバル初日。開会式というのがあって、各企画委員がステージ上で、あいさつ。私も5日のシンポジウム「なぜ、今、三味線なのか」の企画立案・司会者なので、ひとことごあいさつ。女性軍はきれいな和服で決めているのに、男性軍はみんなシャツ姿のラフな格好。辛うじて上着を着ていたのは私だけだった。いよいよ始まったか。
7月3日(木) 5日の三味協フェスタのシンポジウム、そして翌日6日は名古屋での純正律レクチャーがあり、その準備とか、その他事務的な事柄が山積していて気分がふさぐ。 夜、プランナーの佐藤さんが来て、先日ホテルオークラの精算とか、よもやま話。
7月2日(水) 朝のケーブルTVのクラシックアワーでマーラーの4番。あわててスコアを取り出し、演奏と照らし合わせる。何と言っても2楽章の変態ソロヴァイオリンが見もの。調弦をラミシファ#と1音高くして、移調表記になっているから、スコア上ではとっさに実音が分らない。よく見ると、やはりヴァイオリンは2台用意していた。ヤイヤイ、絶対音感を持っている等と自慢しているヴァイオリン奏きめ、こんな楽譜奏けないだろうが! 渋谷のりそな銀行に用があったので、出かける。用をすませ、久しぶりに渋谷をブラブラ。タワレコに入り、なんぞないかとキョロキョロしたが、あまり食指も動かず、店でかけていたかなりエキセントリックなビバルディの「四季」、松平頼則の「主題と変奏」、リャプーノフの「ピアノ協奏曲No.1、No.2」、ミャスコフスキーの「Sym No.24、No.25」と4枚購入。少し心配していたが、案の定、ミャスコフスキーは既に持っていた。でもNaxosの790円盤だったので、まあいいか。
7月1日(火) 私の会社アルキの定款変更がやっと完了。晴れて、音楽出版業務を始めることが可能に。早速、JASRAC会務部の齋藤さんに電話すると、午後にアルキへ行くのでその前にMPA(音楽出版協会)へ行って統一契約書を買ってきてほしいとのこと。で、MPAに電話すると、1部100円とのこと。じゃ、100曲あったら1万円かかるのかというと、同じ条件の曲なら1枚に書けるだけ書いていいとのこと。で、事務所の田村さんに買いに行ってもらう。 午後、齋藤さんと島田さん、女性2名が御来社。いろいろこまごまとレクチャーを受け、やっと音楽出版業としての申請が完了。9月に登録されるだろうとのこと。ヤレヤレ。 ところで、「大江戸捜査網」のテーマ曲は、テレビ東京ミュージックがメインの出版社なのだが、もう1社、co-pubがいた。それは以前私が取締役をやっていたビバーチェ音楽出版。ところがビバーチェは去年倒産、契約書も散逸。そのビバーチェの取り分が宙に浮いている、それをアルキに移管させるためにも、出版業を始めなければならない。どうなることやら。 夜のケーブルTV、朝日ニュースターの番組にアップルの原田社長が出演していた。なんか、いつもの昼アンドン風は相変わらず。アグレッシブな未来志向が見えず、クラーイ! ああやだ。 アスキー出版の『借りた金は返すな』読了。スカッとする。
6月30日(月) コッス楽器の人とピジョンの研究所へ行く為に、土浦で13時に待ち合わせ。コッス楽器は茨城県の常陸小川(鹿島鉄道)、ピジョンの研究所は茨城県の谷和原、駅で言えば関東鉄道の小絹。結局、東京の私が出かける方がいいので土浦で待ち合わせ。 ピジョンの石川さんとも久し振りに再会。話、大いに盛り上がる。 帰りは小絹駅から関東鉄道に乗って取手へ。関東鉄道は、取手―水海道までは堂々の複線なのに非電化。沿線に地磁気観測所があるために、直流電化はできないとのことで、まさか交流電化もできないし、未来永劫気動車王国なのだろう。その根拠に堂々たる新車が何両も。 小絹で18分待たされ、取手ではホームを間違えて電車2本やりすごし30分はホームにいたが、別 にイライラしないのがテッちゃんなのだ。 浅草へ出て、雷門そばのおでん屋で一杯。
6月29日(日) 前の夜テレビで、近鉄が東京ドームで試合しているのを見て、一度は行かねばと、朝から後楽園へ。今日は競馬も宝塚記念なので、まずは場外馬券場へ。電話投票をやり出す前は、ほとんどの土日、後楽園へ通 い詰めていたが、さすがにかなり建物の様子も変わり、店も小ギレイになって、変な予想屋や、両替屋もいなくなっていた。しかし、相変わらずオッサン達は小汚い格好で、ハズレ馬券の散乱は相も変わらず。しかしビールが620円とは高いなあ。宝塚記念、あまり予想もひらめかず、ネオユニバースの単勝複勝だけ買って、1時開始のドーム球場へ。少し早めに入って大失敗。ビールがなんと800円。フザケンナ! しようがないので500円のレモンサワーを飲みながらの観戦。しかし近鉄にしては珍しい投手戦。2対1で勝つには勝ったが、こんな試合、面 白くない。打率1割台の的山がホームラン打ったりして変な試合。岩隈がよく我慢して9勝目だが、日ハムの正田は少し気の毒だったね。途中でラジオをかけたが宝塚記念はなんとヒシミラクル! ドーム自体も何となく薄汚れてきたねえ。そうそう、もう10年以上前になるか、近鉄ブライアントが天井のスピーカーに打球を当てた認定ホームランを目の前で見たのが懐かしい。
6月28日(土) 朝のTBSラジオ、永さんの土曜ワイドに三味線の西潟さんが出演する為、つきそいで9時半にTBSラジオへ。西潟さんの出演は10時から。永さんは特に三味線が好きらしく、本人も弾くそうだ。いろいろ話が盛り上がった所で永さんの、「あの玉 木さんとはなかなか気の合う人はいないんだけど、西潟さんはどうして?」とのキツーイひと言。冗談きついなあ。 もちろんこの出演は、7月4日〜7月6日の池袋・東京芸術劇場に於ける三味線フェスティバルのプロモートなのだけど、その中でも特に5日の4時からの私の司会による永さんにも出演お願いしたシンポジウムへの呼び掛けが中心。 午後、反応をきいた所、けっこうリアクションがあって、切符の売れ行きもよくなったとのこと。よかったよかった。
6月27日(金) 桐朋最後の講義。ノコギリを演奏したり、もう一度シューマンを聴いたり、純正律ハードロックを披露したり、てんこ盛りで終わったが、学生達には強い印象を与えたと思う。
6月26日(木) 翌日が桐朋の前期最後の講義。大サービスでノコギリ(ミュージカル・ソウ)を演奏する為に、2年ぶりにノコギリをさらったが、たちまち、左親指が痛くなる。まあ、音さえ出せれば、音程をとるのはそう難しくはない。それに較べ、テルミンはねえ。もう一度テルミンにも挑戦してみるか。
6月25日(水) JASRACから入金の日。CMや劇伴、編曲等、その日暮らしの仕事がガクンと減った分、JASRACからの入金が増えてバランスは取れるが、会社の売り上げは減って個人ばかりが増えて、たいへんバランスが悪く、友人の作曲家、安西さんと同じように、早く会社で音楽出版業を始めて、自分の曲の管理をしないと、税務上も変なことになる。その為の会社の定款変更が待ち遠しい。 ところで、頼まれ仕事が減ってJASRACからの収入をアテにするようになるのは、非常に精神的に拙いと思う。一刻も早く、音楽出版業を始めねば。 それにしてもJASRACの分配明細は相変わらず理解不能。演奏使用としていろんな曲と金額は列挙してあるが、どれひとつ、誰がいつ、どのような目的でどこで演奏したのか一切不明。放送使用にしても、いつ、どの番組でどのように使われたのか一切不明。沢山ある楽曲をいちいちJASRACに問い合わせるのもメンドクサイ。だから、入金状況がすぐに分るようにアクセスできる状況にしてほしいと毎回、評議員会や総会で発言するのだが、全く、ナシのつぶて。ハテサテ……。
6月24日(火) 作曲家仲間の安西史孝さんと中村勝彦さんと会い、情報交換。ネット上の未来とかプロテクトで話、大いに盛り上がる。
6月23日(月) 気分転換に、久し振りにお台場の大江戸温泉物語へ。江戸情緒、雰囲気よし。リラックスできる。
6月22日(日) オフ。競馬も地方で盛り上がらず、少し負ける。
6月21日(土) プランナーの佐藤さんに頼まれていた、ホテルオークラのさるパーティでのヴァイオリン演奏に、16時に到着。18時半ころとのこと。控室で私の前の出番の落語家、林家ユメ平師匠とクラシックの悪口で大いに盛り上がる。本番も大いにうけ、いい気分で終る。
6月20日(金) 今日は桐朋の日だが、朝から目一杯のスケジュール。12時に代々木公園の前田麻名デザイン事務所に新CD『雪柳』のデザインをお願いする為の打ち合わせ。しかし最初から、なぜ写 真を用意しないの等と怒られて変だなと思っていたら、私が大分前に頼んでいた、写 真をふんだんに使う、別CDの話と分り大笑い。「雪柳」の写真と思っていたら、写 真はよくない、文字でということになり、書家に頼むことに。事務局長の馬場さんがひらがなの書家を知っているそうで大助かり。桐朋では「ドレミ」の由来と「赤とんぼ」の原作、シューマンの「ピアノとオーケストラの為の序章とアレグロ」のCDをかけ、学生、大いにショックを受ける。終って、夜は小林亜星さんと初めて長時間飲む。JASRACの悪口で大いに盛り上がる。
6月19日(木) 毎年、代々木上原のけやきホールでやるJASRACの総会。今年は定足数が2分の1になったため、少し広めの市ヶ谷アルカディアで行なわれる。質疑応答は真っ先に私が立った。意気込んで発言したが、プロパーの加藤理事にうまくあしらわれ、なんだかデキレースの漫談のようになってしまった。いろいろあったが最後に小林亜星さんと穂口さんが激昂して理事たちに詰め寄る。その発端とか、その後の懇親会とかは、HPの《著作権コーナー》にて。
6月18日(水) 去年から今年にかけて純正律の新作を毎月会員向けに行なっていた、新曲定期便用に作った曲をまとめて新CD『雪柳』にするため、半蔵門のGKスタジオでマスタリング。作業は順調で、1時始まり、5時半ころ終ったかに見えたが、最後にもう一度聴き直した所、DATで48から44.1へコンバートする時ミスが生じ、2台vlnの3曲だけが約1音上になってしまった。念の為聴き直さなかったら、そのままプレスされ、最後まで分らなかったのじゃないか、クワバラクワバラ。
6月17日(火) 朝から渋谷へ出て埼京線で大宮へ出て、東武野田線の南桜井駅、12時の待ち合わせ。リズム時計の工場で打ち合わせ。いつもの小俣さんだけでなく、付き合いの古い永井さんとか福田さんも出迎えに来てくれて感激。そば屋で昼をごちそうになる。午後、からくり時計の試作品を見せてもらう。帰りは春日部まで送ってもらったので、そのまま東武線で北千住へ。懐かしい。私はこういうゴミゴミした町が大好き。なぜなら、生まれ育った神戸の新開地のワイザツさがすごく似ていて、郷愁を誘うからだ。夕方から飲む。いい気分。
6月16日(月) 『ストリング』誌の編集長、青木さんが来てくれる。純正律の今後についてとか、水野さんのCDのタイアップの話とか、いろいろと盛り上がる。もちろんまだ決定ではないが、音程についての連載コラムを持ってみないかという話もあり、面 白かった。
6月14日(土)、15日(日) オフ。競馬をやりつつ、新CDの曲の並びやタイトル名を考える。タイトルは『雪柳』がよかろうと……。
6月13日(金) 桐朋の日。ヴェトナムの奇妙な音の楽器を聴かせ、ドレミ節じゃない旋法の数々を実演。「#」と「♭」の記号の由来の話。そして、最終回の予告として、「赤とんぼ」はシューマンからの盗作だというCDをかける、というと、大多数から来週にかけろとの催促。中にはまだ聴いていないのにショックを受けた学生も。
6月12日(木) 21日のホテル・オークラのパーティでヴァイオリン演奏する為、佐藤さんが事務所に来て打ち合わせ。
6月11日(水) 夜の現邦研の講義「アナリーゼ、スコアの読み方」。いくら考えても、邦楽の人たちに分るように話すのは困難な気が。でもまあやってみれば漫談風で、なんとなくなごやかに終った。
6月10日(火) これからの2vlnの編曲の方向性を考える。来年1月1日で中山晋平の曲がPDとなるので、それに合わせ「日本の歌」。それと並行して「外国の歌」。どちらも40〜50曲ずつくらいか。ヤレヤレ。
6月9日(月) やることはたくさんあるが、ダラダラしててもメリハリがつかないので、仕事は放り出し、3年ぶり位 の大井競馬場へ。スタンドは工事中だが、3年前とくらべても、小奇麗になっていて、昔のあの「臭さ」はどこにもない。ナイターはきれいだが、少し負けて、渋谷の「のんべい横丁」の昔なじみの店で飲む。
6月8日(日) 前から気になっていた鹿沼(日光の手前)の「さつき祭」を見る為、東武線へ。館林の「つつじ祭」は何回か行っているが、新鹿沼の駅前はその館林をそのまま小さくして、田舎くさくした感じ。しかし、駅の構内では「さつき祭」の宣伝ポスターも麗々しく、無料送迎バスとあるのに、駅員のおばんさんにきくと、エッ?とびっくりした表情。しばらくして、あんまり来ませんよ、等と冷水発言の後に、次のバスは30分待ちと分る。駅前の何でも食堂みたいな所へ入り、バス停の場所をきいても、ああ、あの辺かな?等と言いつつ、まるで関心無し。なんだかなあ。バスに乗ると、客は私を入れて5人。またのんびりと走って、30分もかけて会場へ。しかし会場はけっこう人出も多いが、すると殆どの人は車で来ているらしい。肝心の「さつき」だが、すべて盆栽のような鉢植えで、「つつじ祭」のようなものを期待していた気分は完全に裏切られた。帰りに湯島へ寄り、「デリー」のカレー、テイクアウトを買って帰る。
6月7日(土) 渋谷のサウナでマッサージ。ひたすらボーッと過ごす。
6月6日(金) 朝、池上のサナダクリニックで、ドクター六花の定期診察。血を採られる。結果 が出る来月が不安。桐朋、学生やや少なく、盛り上がりに欠けた。
6月5日(木) 渋谷のクロスタワーへ打ち合わせの為、西麻布から歩いたが、暑い暑い。
6月4日(水) タイムパラドクスのライナーノート等で、お付き合いのある岸野雄一さんたちが来られて、浜田真理子さんという、松江在住のシンガーソングライターのCD編曲の依頼を受け、打ち合わせ。聴いた感じは、とても味のあるうたい方でたとえは古いが、若い時の浅川マキのよう。
6月3日(火) JASRACの定例評議員会。この模様は別掲《著作権コーナー》にて。
6月2日(月) 久し振りに市ヶ谷のマーユさんの所で整体治療をしてもらって、そのまま秋葉原へ。別 にさしたる目的はないのだが、石丸のCDコーナーでも覗くつもりで降りた秋葉原デパートの変わりように驚く。2階にレストランコーナーができている。 石丸で、ナクゾスの古楽シリーズ5枚とドレーゼケのシンフォニーNo.2を買って、そばにあった2002年のビーレフェルダー(ドイツ版CDカタログ)に、ついつい手が出てしまう。5500円もするのだが、ここ7〜8年買っていなかったので、開いてついつい興奮。前よりも大判で、ぶ厚くなっている。 帰りに秋葉原デパートの中の回転寿司に入るが、何だか黒人とのハーフのような人が握るので……。
6月1日(日) 久し振りの日曜日? ボケーッとして競馬をやっていたら、少額だけどズルズルと負けてしまう。ダービーも枠連、取るには取ったがねえ……。
5月31日(土) 台風が近づいている中、2時からお茶会のミニコン。それでも満杯のお客様で感謝。バッハの無伴奏第2の1楽章に始まり、お名前頂戴の即興作曲、純正律のオリジナル「レ・イン(玲韻)」と続き、松田さんとのデュオ・コーナー。終わって正会員・田向さんの音律聞き較べファイルの披露。そして、私が最近関心を持っているギリシャ旋法と日本の陰音階の共通 性についての話と、発掘されたギリシャ古代音楽の復元メロディによる即興演奏。そして、西潟さんとの共演。終わった頃には雨も上がっていた。
5月30日(金) 桐朋。なんとなく学生数が少ない(50人ちょっと)うえ、演劇科の学生が、課外授業があるとのことで早退。意気が上がらないが、私は養老孟司の『バカの壁』を採り上げ、学生のバカ振りを挑発するが、おとなしくフンフンとうなづいているので結構バカバカしい。バッハやモーツァルトを神聖視するんじゃなく、今生きていたらと考えてやらないと、かわいそうじゃないかと演説したが、これは相当効いたようだった。
5月29日(木) 31日のフレンズにおけるお茶会のプログラム用意と、翌日の桐朋の講義内容の検討。 夜、事務所の裏に出来た新しい店「HALE海's」が気になっていたのだが、入ってみると、料理もうまくて高くなく、酒もそんなに高くない。こんな店が近くに出来たのはいいことなのかなあ。
5月28日(水) 昼間、渋谷にて巻上さんたちと歓談。彼はトロント帰りの8日目。おいおいと思っていると、風上に座っておいてゴホゴホとせき込むので、ついのけぞってしまう。そりゃなんにもないだろうけど、彼は一番ヤバい時にトロントに居て、しかも台湾人音楽記者から握手されたというんだから、ハラハラ……。 夜、西潟さんと練習。ヴァイオリンと三味線の新曲「タンガキーコ」はまずまず。さて、私が弾く三味線の「ねこふんじゃった」。合わせてみると、なんかうまくいきそうな気が……。
5月27日(火) 昼間、第二ヴァイオリンの松田麻由美さんが来てくれて、31日にやる2台のヴァイオリン演奏の練習。できたてほやほやの5曲練習。終わって、また三味線おけいこ。
5月26日(月) 31日に演奏する三味線のおけいこ始める。曲は自分の編曲。2台の三味線の為の「ねこふんじゃった」。左手、つまり音程はそれほど難しくないのだけど、なんといっても右手がダメ。大きなバチでは16分音符が弾けないので、西潟さんに(当然、第一三味線)電話して、ピックで勘弁してもらう。それにしてもうまくいかない。私が大学の時つかされた元ベルリンフィルのドイツ人、ハンケさんに徹底的に言われたことは、「ミスター玉 木の左手は間違いなく世界一の水準にあるのに、右手がひどすぎる。少しはさらえば良くなるのに、本人はちっともさらわない」。 全くそのまんまで、三味線の左手はほとんど違和感がないが、右手は最悪。あーあ。 2台のヴァイオリンの為の「黄金虫」編曲完成。
5月25日(日) 現代三味線音楽協会の理事会及び総会。三味線フェスティバル、いよいよ近まる。7月4日〜7月6日、於・池袋の東京芸術劇場。 競馬はオークスが取れて一気に負け解消。単勝560円、複勝200円は安かったが、枠連6050円、馬連22400円一挙に取れた。ヤレヤレ。 養老孟司の『バカの壁』(新潮新書)読了。なんてことのない内容だが、バカの定義がおかしい。サッカーの中田選手は、運転していて横を向いても正面 が見えているとのこと、なるほど、サッカーの天才はちがうね。
5月24日(土) 純正律音楽研究会の組織拡大のための会議。集まって下さった方々、ありがとうございました。
5月23日(金) 桐朋、主に音楽の著作権の歴史について。バッハがヴィヴァルディの盗作をしたとか、モーツァルトがオペラの台本を盗んだとかいう話に、学生達はショックを受けている。まあ、純正律の話でもそうだが、総じて今の学生はスナオというか、脳天気。信仰深いバッハとか天才モーツァルトなんていう歯の浮く常套句を苦もなく信じ込んでいるのだから、上の方はやり易いよね。
5月22日(木) 夜、現邦研にて講義。「演奏家にとって必要なことは何か」等という、私にも教えてほしいようなテーマ。全く困り果 てたが、とにかく1時間半、漫談風にまとめる。
5月21日(水) ヴァイオリン・デュオ「日本のうた」シリーズの編曲。「砂山」と「証誠寺の狸ばやし」完成。中山晋平氏、来年の1月1日で著作権が切れるので、どっと編曲ものが出るだろうが、実はなかなか編曲しにくい所がある。特に「証誠寺〜」の場合、下らん春歌風の替え歌とか、アーサー・キットの英語版とかがネチッコク頭に焼き付いているのでなおのこと。 新潮社より新しく新書シリーズ刊行。早速、磯田道史の『武士の家計簿』読了。時代考証的に非常に面 白い。
5月20日(火) 早稲田にて、ビクター音楽振興財団の人と会食。邦楽の将来について。
5月19日(月) 2vlnの為の編曲、「靴がなる」「浜千鳥」完成。 夕方、何気なく見ていた教育テレビの人形芝居にぶっとぶ(《言いたい放題》掲載)。
5月18日(日) 2vlnの為の「くるみ割人形」は10月頃出版の予定。次に来年予定の2vlnの為の「日本の歌」の企画があり、そろそろ考え始めの始動。
5月17日(土) 気分悪く、一日ゴロゴロ。りそな銀行に強力テコ入れ。私は20代から協和銀行の住宅ローン等で付き合いが長く、今の会社の銀行でもあるが、今回のことはサッパリ理解できない。いいことなのかどうかすら、テレビの解説でも両方あり、判断不能。なんか以前、護送船団方式はやめるといい乍ら、国有化とはこれ如何に。
5月16日(金) 桐朋講義。作曲家とエピソードの続き、ロッシーニ、シューベルト、シューマン、ブラームス、そして、音楽垂れ流し公害の話。天気悪く、閉め切った部屋に90人もの学生で息苦しく、段々酸欠状態に近くなる。もはや梅雨なのかあ。
5月15日(木) 夜、現邦研講義。「音律と調弦について」。
5月14日(水) 「花のワルツ」やっと完成。音が多すぎる、長すぎる、ウーン参った。
5月13日(火) 馬場さんと、純正律音楽研究会拡大の為の文案作りや呼び掛け等の打ち合わせ。
5月12日(月) 「花のワルツ」の編曲、難渋。
5月11日(日) 西潟さんの現代邦楽研究所の開講式の日。 11時より講師会。今年は学生数が少なく、その原因や対処が話題になる。 2時から新入生開講式。3時からは、講師たちとの討論会。
5月10日(土) くるみ割りの最後の難関、「花のワルツ」着手。これは本当に音数が多く、とてもじゃないが編曲じゃないなあと、嘆息何度も。
5月9日(金) 朝、池上のサナダクリニックで、ドクター六花の定期診断。午後、りそな銀行で煩わしい手続きをすませ、桐朋の4回目の講義。今日はバッハ、ヘンデル、モーツァルト、ベートーヴェンの人物像を中心に音楽史の裏面 にメスを。またもや、学生たちはカルチャーショック。しかし、マジメに聴いてくれるので、こちらも手を抜けない。
5月8日(木) ひたすら2vlnの編曲。くるみ割りの「葦笛の踊」がけっこう厄介。音数が多くてオカズも多い為、何を省くかに相当のエネルギーを消費。やっと完了。
5月7日(水) 夜、TAスタジオにて、西潟さんの邦楽古典ライブ。彼女は少しお疲れのようで、唄声も少し冴えなかった。
5月6日(火) 今日も休みだったので、仕事始めの人にさからい、秋田新幹線で角館へ。武家屋敷のロケーションは最高だが、桜はとっくに散ったあとだった。まあ私の場合、桜は二の次なので別 にガッカリもしない。12:03発の秋田内陸縦貫鉄道に乗る。実はこれが目的。「もりよし2号」という急行に乗るが、2両編成の別 にどうってことはない気動車。この線は昔、鷹角線という分断未成線のはずで、鷹ノ巣まで開通 して、三セクになったはず。沿線はとくにどうってこともなく、けっこう大きい川沿いの景色はまあまあ。途中のけっこう長いトンネルが唯一の自慢とは、ちょっと辛いものがある。2時間ちょっとかけて、奥羽本線の鷹ノ巣到着。駅から大分離れて、ギネス登録の大太鼓があるとのことだが、興味もわかず、来た電車(立派に電化している)で秋田へ。駅の中華屋の冷やし中華がけっこううまかった。「こまち」で東京へ。私は列車に乗っているのが、ひたすらリラックスできるので、ちっとも疲れはない。
5月5日(月) 1日頃から地方へ出張する予定があって、2日の桐朋の授業も休講にしたが、その仕事がなくなったので、はからずも1日から5日まで連休。しかし、私は連休中に出かける趣味はないので、もっぱら身辺整理、読書、プライベートな散策で過ごす。クルト・ザックスの『音楽の起源』の中で、邦楽の雲井調子とギリシャ旋法の共通 性の話に、フムフムと頷く。 4日の天皇賞はヒシミラクルの単複がとれた。
4月30日(水) ひたすら2vln編曲。「トレパック」「アラビアの踊」「中国の踊」完成。
4月29日(火) オーチャードホールにて、反戦コンサート。私の曲「いちめんの菜の花」を西潟さんが演奏。満員盛況。
4月28日(月) 青山さんが、4日のオペラシティーの青山三郎氏のコンサートのテープを持参。聴きながら談笑。78歳にしてはうまいピアニスト。 その後、旧知のプランナー、佐藤氏と合流。
4月27日(日) 2vln編曲。 競馬、マイナス7000円。 北村薫『ターン』読了。
4月26日(土) 横浜のランドマークタワー32階のKAZにて、リコーダーの金子さんによる純正律ワークショップ開催。当然だが、彼は純正律にも詳しく、心強いワークショップだった。
4月25日(金) 桐朋短大3回目講義。学生数予想以上に多く、80名超える。 その後、大手町の「バーディ」にてライブ。
4月24日(木) 串本在住の元・コロムビアレコードディレクター奥天さん、上京。久し振りに飲みながら歓談。 池内恵『現代アラブの社会思想』読了。
4月23日(水) レイトスターターのコラムで有名なヴァイオリンの柏木さん夫妻と、『ストリング』の編集長青木さんが来られ、音律について対談。柏木さんは強引な所もあるが熱意はありそう。2台のヴァイオリン用の初心者用編曲で簡単に純正律を体験したり、コンピュータ制御のキルンベルガー調律でベートーヴェンを奏いたり、有意義な一日だった。
4月22日(火) ヴァイオリンの水野佐知香さんから、やいのやいのと催促されていた『くるみ割り人形』2台のヴァイオリンとピアノの為の編曲、「金平糖の踊」完成。これはちょい難しかった。ヴァイオリンもフラジオだけで、うまく奏けるかな?
4月21日(月) 17絃と三絃の新曲の練習。けっこうカッコいい曲になっていた。 リットーミュージックのムックの為に、「純正律のきける場所」の小文を入稿。
4月20日(日) 今日の競馬は皐月賞。その前に、TVパドックで変なことが。福島の4R、馬名の頭とケツが「ア」と「ア」というサイン馬が2頭いて、それにはさまれた一番人気の馬が隊列を乱し、一番ケツを歩いている。こんな鉄板状態は初めて見た。もちろん、ぶっちぎりの1着だったが、配当は安かった。なんかサインが易しくなってるのかな? 皐月賞は、ネオユニヴァース1着。単勝3000円、複勝7000円取ったが、ハラハラした割には配当が安かった。
4月19日(土) 永さんのラジオ、TBSラジオワイドで、キンキンが西麻布(霞町)を紹介していたが、少し時代がズレていて何やらおかしかった。午後、ちょっとしたお願いで、本物の永さんに逢う。 夕方から25日のライブの為、ヴァイオリンの母袋さんとデュオの練習。 競馬4000円負け。
4月18日(金) 桐朋2回目。去年の学生は18人だったのに、今日エントリーしたのは70人を超えている。そして、とても元気よく、反応がよい。多少こむずかしいことを言ってもマンジリともせず聴いている。やはり純正律の存在にはカルチャー・ショックを受けているのがまざまざと分る。
4月17日(木) 前夜、西潟さんと岡田さんと飲みすぎて、ややフラフラ。 ネットやメールの整理。もう1枚、アメリカの作曲家のCD、アンタイルも非常に面 白い。なんとアメリカ人がショスタコをパロッている。おかしいね。
4月16日(水) コロムビア、西潟さんCD、最後の録音。三味線2台の為の「猫ふんじゃった」、三味線ソロの為の新曲、タンゴの録り直し、「タンゴ・アキーコ」。この曲にはヴァイオリンも入る。岡田さんの録音はすばらしい。
4月15日(火) 雑用を整理しつつ、CDを聴く。コンヴァースという、20世紀初頭のアメリカ作曲家はユニークで面 白い。「安自動車一千万台」などというふざけた題名で、オネゲルの向こうを張ろうとした曲とか、とても分かり易く刺激的。また、『スパイ大作戦』で超有名なラロ・シフリンのフルート協奏曲等が入ったCDも面 白い。こういう作曲家のものを聴くと、笑えて、陽気になる。調性もこういう風に扱わないと、レバノンの作曲家みたいになってしまっていけないね。
4月14日(月) 何年ぶりかでNHKのスタジオ。502stで西潟さんの「ジャワリ」と「福島潟四季の唄」録音に立ち会う。三味線の録音は難しい。
4月13日(日) 目白TAスタジオにて、三味協の打ち合わせと7月の三味線フェスティバルの記者会見。終わった後の三味線についてのレクチャーは面 白かった。特に太棹。 渋谷でCD4枚買う。 桜花賞は全くのハズレ。
4月12日(土) 夕方から、コロムビアにて、西潟さんのCD用録音をもう一度聴き直して若干の編集変え。 福島競馬の10Rは面白かった。アパティアというサイン馬がいるので馬券はその周辺だろうと思いつつTVパドックを見ると、3番馬が隊列を乱し、一番最後を歩いている。迷わず、3の単複と3-6、3-7、3-8を買う。結果 、3番1着。枠連3-7。単勝1300強、複勝も3倍くらいついて、枠連3-7は1800円。こんな簡単に的中すると、もっと沢山買ってりゃよかったと思うのは悪いクセ。おかげでけっこう浮いた。
4月11日(金) 朝、池上のサナダクリニックにて、ドクター六花の診察。といっても彼の息抜きタイムのようなもの。4時から桐朋学園短大4年目の純正律講義。去年は学生数も少なく(18人)盛り上がりに欠けたので、今年はどうしようかなと思いつつ教室へ行ってみると、満員の盛況。ヴァイオリンを奏くと、ヤンヤの喝采で、非常に元気がよく、私もつい乗り気味になる。学生数は約50名を超えていた。 終わってすぐに移動。19時から大手町サンケイビル内の東京會舘直営の「バーディ」にて、純正律ライブ2ステージ。ピアノがないので、カラオケバックと松田さんとのヴァイオリン・デュオ。
4月10日(木) この所、純正律が少しずつ話題にされつつあるようだ。午後、毎日新聞のライターの訪問。丸ビルの純正律についての取材。夜、26日の横浜KAZにおけるリコーダーの金子さんのワークショップの打ち合わせ。終わって、純正律音楽研究会の拡大ミーティング、大いに盛り上がる。 いささか古いが、岡嶋二人の『チョコレートゲーム』読了。すばらしい小説。むりやりの殺しの推理小説と違い、殺人そのものにペーソスとリアリティがある。不覚にも読んでいて涙が出た。これは純文学の題材といってよい。文章もうまい。
4月9日(水) バグダッド陥落か……。イヤな毎日だね。なんとなく、ボワエルデューのオペラ「バグダッドの太守」を思い出す。 夕方、JASRACの会務の人に音楽出版社についてのレクチャーを受ける。その後、JASRACのけやき会館にて、小林亜星さんの裁判確定の報告会。いろいろ書きたいことはあるが、いずれHPにて。
4月8日(火) 今日は、河口湖のドクター六花が責任者の老人施設で西潟さんの邦楽ワークショップに立ち会う為に、中央線特急で大月乗り換え、富士急線で河口湖へ。富士急の展望車に乗ったが、天候が悪く、視界不良。ずっと新曲の残りが気になり落ち着かない。河口湖で降り、駅前でほうとう鍋を食す。ひらべったいうどんはなんだかスイトンみたいでいまいちだね。 2時前にワークショップ開始。西潟さんも、子供相手じゃないので、ちょい面食らい気味。中に96歳の、元・三味線のお師匠さんだったというバアさんが、カクシャクと三味線を弾き、ヤンヤの喝采。老人の反応は全く読めなかったが、ドクターの言では、みんな非常に喜んでとてもよかったとのこと。お疲れ様。 終わってみんな歓談している目の前で、エイヤと残りを書き出す。スケッチはあるので、あとは気合いかけて集中するだけ。昨日のフレンズと同じで、多勢いる方が集中し易い。ひとり信濃町からタクシーで西麻布、8時前に着き、少し前から待ってくれていたヴァイオリンの松田さんと、11日のライブの為のデュオ練習。
4月7日(月) 前の晩、結局、新曲ははかどらず、一晩中気になって寝られず。と言って、曲を考えていた訳でもない。こんな変な徹夜は余りない。しかし、スケジュールを考えると今日中には完成とまではいかなくとも、メドを立てねばならない。昼飯後、近所のフレンズにスケッチを持ち込み、四の五の言わず書き始める。土壇場になると、短時間内で仕上がる。しかし、長さは5分くらい。出来上がって西潟さんに電話すると、やはりその倍は欲しいとのこと。とりあえずは書き終わった部分は後半ということにして、半分完成した気分。ヤレヤレ。 先日買ったCDを数枚聴く。いいのはソコソコだが、特にダメなもの2枚にメゲてしまった。1つはレバノンの作曲家の交響曲、もう1つは現代イタリアの女流作曲家の交響曲。最近の作曲界は、ドデカ的無調を離れ、ポストモダンと称して調性への復帰が多く見られるが、この2つはとてもダメで暗澹とする。シェーンベルク以前のヘタな後期ロマン派、それも映画音楽にすらならないようなもの書いて、聴かされて、ああしょうもない。ヘタな作曲家へのひとつの警告だな。自戒自戒。
4月6日(日) 新曲書けぬまま。スケッチは思い付くが、発展ができない。気分転換(?)の競馬、かなり当る。一時はプラスが2万円超えたが結局は14000円の浮き。特に面 白かったのはメインレースの「ダービー卿CT」。予想も何もせずテレビパドックを見ていると、2番と12番の馬が隊列を乱し、大きく間隔をとっている。こういう馬は何やかやイタズラをすることが多い。しかし、2頭もいると、何もないのかも知れないが、来るといやなので、断然馬っぷりのいい12番の単複と流しを少々。結果 見事に1着。単勝1300円・複勝380円は非常に美味。しかし2着が驚いた。絶対にないだろうと思っていたゼッケン2番が2着だった。これじゃあ、あまりにもモロすぎるのだがなあ……。
4月5日(土) 現邦研第9回修了コンサート。私の曲は2時ゲネプロ、4時から満員の中で始まる。私の「福島潟幻想曲」は最後の大合同演奏。他の曲よりは明解な分、演奏のキズがよく分る曲だ。終わっての謝恩パーティ、大いに盛り上がる。
4月4日(金) リズムの小俣さんとピジョンの石川さんと、新プロジェクト打ち合わせ。途中で元リズムの中村さん合流。意外と打ち合わせ延び、夜、オペラシティーのコンサート(青山三郎さん)へ行けず。
4月3日(木) 何も書けないまま、渋谷へ出てタワーレコードでCD12枚買う。サウナへ行って、夜8時から目白のTAスタジオで、5日の現邦研修了コンサートの「福島潟幻想曲」の練習立ち会い。
4月2日(水) 同じく筆が進まない。三絃と十七弦のアンサンブルの音像がうまく結び合わない。音域なんかは図で分るが、どうしても一緒に演奏した場合の音像が分らない。
4月1日(火) 4月26日に初演予定の三絃と十七弦の為の新曲を委嘱されており、それに手を着けようとして、遅々として進まず。
3月31日(月) OFF。青山墓地の桜の下でひたすらボーッとすごす。 近鉄絶好調、4連勝だよ! こんな面 白い野球をするのに客が少ない。日本人は野球の面白さを知らないね。ケーブルTVはありがたい。
3月30日(日) 大森の山王オーディアム・コンサート当日。12時半頃現場到着。小松さんと早速練習。松田さんとも。4時少し過ぎに始まる。予感通 り、ヴァイオリン絶好調。約2時間半も奏きまくったが、全く疲れはなく、気分爽快だった。終わって大森駅前で、10人くらいの打ち上げ。気分良好。
3月29日(土) コンサート準備。
3月28日(金) 松田さん来てくれて、30日のコンサートのヴァイオリン・デュオの練習。友人同伴で、純正律の話、大いに盛り上がる。バーミヤンで少し飲食した後、10:00からの12ch「芸術に恋して」のヴァイオリン出演を見る。すごい時間の収録の割には編集の為、出番が少なかった。しかし、他の出演者も、みんなそんな感じだった。まあ、番組の最後の出演だったのが、良かったか。
3月27日(木) 夕方から、純正律音楽研究会ミーティング。
3月26日(水) 午後、私もなぜか理事になっている現代三味線音楽協会のミーティングに出席。そのあと、西潟さんとNHK古典芸能班を訪ね、ギリシャ関係の企画提出。
3月25日(火) ピアノの小松さんとの合わせの為、北千住へ。途中、地下鉄が止まる。火事とのウワサ。何事もなかったが。 いつもながら、小松さんとは、練習する必要が殆どなく、楽でいい。この所、人前で奏く機会が多くなったせいか、ヴァイオリンがとてもうまく復活した感じ。自分の曲なのに、以前奏けなくてゴマかしていた部分が何気なく奏けてしまった。
3月24日(月) コンサート準備と、少しヴァイオリンをさらう。 『嘘つき男と泣き虫女』読了。ひたすら笑える。
3月23日(日) 30日の大森・山王オーディアムのコンサートの準備。何年振りかで1時間ヴァイオリンをさらう。シンディングのピアノトリオのCDをかけながらヴァイオリン・パートを奏く。我ながらいい練習方法だと思う。奏くことが面 白いから練習が苦にならない。 競馬、スプリングS、ネオユニバースの単複取れたが安すぎ、余り儲からない。
3月22日(土) 整理をしつつ、一日中うすらぼんやり。
3月21日(金) マーユさんから御招待を受け、マリオンの朝日ホールにて、芳村伊四郎さんの長唄リサイタルへ。西潟さんの所の現邦研とは違い、上品というか、大人しいというか、エネルギーがキハク。御本人も風邪か、花粉症か、声にもつやがなかったような感じ。大人しい分、まとまりはよかった。
3月20日(木) ついに戦争始まる。整理することは山ほどあるが、テレビの戦争シーンにウンザリして、19日に開通 した地下鉄半蔵門線の延伸部分に乗りに行く。表参道から水天宮前までは以前通 り。その先の開業部分は、やたらとカーブが多い。運転系統は何となく変で、清澄白河止まりが多いようだ。終点の押上から南栗橋まで東武線に乗り入れている。そのまま帰るのも勿体ないので、北千住で快速に乗り換え、東武動物公園へ行く。駅のなんでも屋の食堂でラーメンを頼んだが、意外とうまかった。西新井駅のラーメンはけっこう有名だが、何となくそこの味に似ている。同じ系統なのかしらん? 私は過去、何度も東武動物公園に行っている。ウィークデイは大変すいているので、作曲したり小説書いたりするのに非常に最適なのと、駅から動物公園まで歩く途中に出くわす、2つのとても奇妙な建造物に興味があるからだ。この近辺は宮代町だが、そのコミュニケーションセンターが、とても斬新で奇妙な建物だ。よく言えば、ギリシャ風、悪く言えばギロチン台のような、見ようによってはカッコよく、またグロテスクで悪趣味な建物。まるで設計者の悪ふざけが具体化してしまったようなモニュメントだ。 鈴木清順の映画のセットのようなシュールな建物の中で、以前カラオケ大会をやっていてびっくりしたことがある。また動物公園の並びには、ヴェトナムかカンボジア風の建物があるが、そこは宮代町立笠原小学校である。その学校の前を流れる小川が、姫宮落川というなんともくすぐったい名前。宮代町は実に面 白い所である。 戦争勃発というのに、私を含め何人かの呑気者が動物公園を散歩している。途中若者が、「おーい、戦争どうなった」「もう始まってるよ、バカ」等と叫びあってる世界は、これまたややアブノーマルだ。風が強く気分がやすらがないので、早々に退散。帰りに湯島のカレー屋「デリー」に寄り、テイクアウトを買う。
3月19日(水) 疲れひどく、陽幸堂のマーユさんに整体を受ける。季節の変わり目は身体もついていけないとのこと。
3月18日(火) コロムビア1stにて、西潟さんCD、2回目録音。「ジャワリ」「タンゴアキコ」「いちめんの菜の花」「桜ファンタジー」
3月17日(月) たまっていたネット関係の整理。アメリカが最後通告。いよいよ戦争か。
3月16日(日) 18日の録音に向けて譜面整理。競馬7Rの単勝1960円、複勝280円が取れて、かなり取り戻す。
3月15日(土) 夕方からリコーダーの金子さんと、第2回目の横浜KAZのワークショップ打ち合わせ。とても前向きで、面 白くなりそう。競馬5000円負け。
3月14日(金) 朝、池上のサナダクリニックへ。一月前の血液検査の結果は良好。ドクター六花からは、薬がきいてるだけだから安心しないようにとのこと。夕方、お琴の福永さんのところで、「あたりいちめんなの花」練習。 法月倫太郎『頼子のために』読了。今ごろなんて言われようと、とても情感が深くていい小説だ。
3月13日(木)〈誕生日〉 ついに還暦達成。こんなに不摂生でよくもったものだ。新曲と「猫」完成。
3月12日(水) 前歯が欠け、歯医者へ。三味線用の新曲と「猫ふんじゃった」のスケッチ。 我孫子武丸『メビウスの殺人』読了。アイデア(ネット上での交換殺人)は良いのに、文章がひどい。
3月11日(火) 一橋大学のOB会・如水会で、純正律のレクチャー。知的水準も高そうで、質疑応答も盛り上がった。
3月10日(月) 仕事がたまっているが、できたばかりの大江戸温泉物語へ行き、休憩所で三味線の新曲作曲。音が少く、よく捗る。
3月9日(日) 実に久し振りのoffという感じ。整理することが多いが捗らない。 競馬1勝1敗だが、思い入れたレースで負けたのでマイナス5000円
3月8日(土) CSTVのなんだかよくわからないテレビ番組で、ヴァイオリンの収録。なんでも、イエローキャブの女の子が料理をするバックにヴァイオリンを奏いてくれとのこと。行ってみると、昔、日フィル時代からお付き合いのあったティムパニ奏者・山口さんと再会。アコーディオンは広島大学の助教授、尺八は私と同年輩の貫録タップリの人。まあ、なんという人選。しかし、3時間待たせて収録10分だもんね、イヤハヤ……。 競馬は取ってマイナスのいわゆるトリガミ……。
3月7日(金) 夕方から、純正律音楽研究会の今後についてのミーティング。終って、ドクター六花と西潟さんと飯をくう。ドクターは2年前にNYで「リバーダンス」を見たとのこと。世界は狭いね。
3月6日(木) レッスンの友社の青木さん来社。「音律の話」、5月号の予定を急遽4月号に、そして、私と周辺の写 真を撮りたいとのことで。青木さん、リキ入っている様子。早速、アイリーン・アイヴァース(「リバーダンス」)のDVDを見ながらフンフンと頷くことしばし。以前『ストリング』ではアイリーンの特集をやっていたが、姿があまりにも違うので私は別 人だと思っていた。6年位で変化する女性像に驚く。 依然として疲れひどく、サウナ、マッサージへ。
3月5日(水) 本当に久し振りの休日。渋谷のタワレコでCD10枚と、「リバーダンス」のDVD購入。映画『ボーン・アイデンティティ』を観ているうちに、大腿部に痛みを感じ、外へ出ると、歩行困難なほど疲労のツケが回ってきた。 「リバーダンス」は非常に面白い。タップとアイリッシュのコラボレーション。アイリーンのヴァイオリンも刺激的でよい。
3月4日(火) 夜、12chの「芸術に恋して」収録。けっこう出番多く、セリフも多かった。3時間ほど立っていることが多く、いささか疲れる。3月28日(金)の夜10:00〜ON AIR。
3月3日(月) 日暮里和音ライブ当日。西潟さんと現邦研と私のヴァイオリン。曲は全部私の曲。雨にも拘わらず超満員。お客さんにはたいへん刺激的だったようだ。終っての打ち上げで、現邦研メンバーから還暦祝いのプレゼント攻勢。ありがたいけど、まだ10日先なのにねえ。
3月2日(日) 4時からずーっと、3日のライブの練習。
3月1日(土) 横浜桜木町のランドマークタワー32FのKAZにて、純正律体験ワークショップと、ミニコンサート。下見の時は、非常に響きがよく、カノンを歌うには絶好と思っていたのに、アラアラ、人が入ると全く響かない。ドミソのハモりとカノンで声を出したが、それほどうまく行かなかった。次は私の編曲のヴァイオリン・デュオの1stパートを一般 参加の演奏。ヴァイオリン6人、サックス1人、ピアノ1人。下手な演奏を聴かされたお客は気の毒と思ったが、そうでもなかったようで、かえって参加型の体験を面 白がられた様子。そして、最後は水野さんと模範デュオ。これはうまく行かないはずがない。大変評判がよかったようだ。 終って中華街のカニ料理、大変うまかった。
2月28日(金)  午後、『芸術に恋して』のヴァイオリン出演の件で、アマゾンのスタッフ来社。ビデオ撮りは3月4日に。オンエアは3月28日(金)夜10:00より。
2月27日(木)  横浜の水野さん宅で、3月1日横浜KAZのヴァイオリン・デュオの練習。水野さん、音はふくよかで音程もよく、奏いていて楽しい。夜、西潟さんと「和風タンゴ」練習。
2月26日(水)  レッスンの友社の雑誌『ストリング』の編集者来社。インタヴューを受ける。5月頃出る予定の、音律のことについて。彼から聞いた、弦楽器業界の音程論議はまさにドロ沼だね。クラーイ気分になる。
2月25日(火)  朝、フロンティアの山下さんと3月1日横浜KAZの打ち合わせ。3時より教育芸術社の角さん来社、4月に出るリズムの本に書いた「リズムの快感」について最終打ち合わせ。夜、3月3日和音用の最後の新曲、西潟さんの三味線と私のヴァイオリン用に「和風タンゴ」完成。
2月24日(月)  いよいよ、レコーディングの日。2時から4時までTAで練習。6時から赤坂のコロムビアで3曲録る。「福島潟幻想曲」「福島潟四季の唄」「浜辺の唄」。「四季の唄」は西潟さんの唄で、本人は非常に緊張していたが、結果 はうまく行った。録音の岡田さんの音はやはりすばらしい。
2月23日(日)  競馬少し負け、土日で、先週の浮きをほぼ使いきる。  4時からTAで「福島潟幻想曲」練習。終って、なぜか私も理事になっている三味線音楽協会のミーティング。7月の三味線フェスティバルについて。
2月22日(土)  昼間の競馬5000円負け。夜、TAスタジオで、月曜コロムビアで録音予定の新曲「福島潟四季の唄」練習。  山口雅也の『奇偶』読了。感想はいずれ《言いたい放題》で。中で純正律のことにふれていたが、完全に私からの引用である。それもいずれ紹介しよう。
2月21日(金)  4時から10時まで目白のTAスタジオで、3月3日の和音ライブの練習。全部私の曲なので、いささかくたびれる。
2月20日(木)  昼間の打ち合わせが飛ぶ。夜、日比谷プレスセンターにて、中村橋の歌うドクター萩野氏を励ますパーティに出席。手違いらしく、ミュージシャンは私ひとり。仕方なく、ヴァイオリン1本で伴奏。  ドクターも、老け込まない為に、またステージをやるよう話したが、先生の体力も考えると……ちょっと淋しいね。
2月19日(水)  午後、代々木上原のJASRAC(日本音楽著作権協会)にて評議員会。この模様は別 コーナーに掲載の予定。
2月18日(火)  夜、「いちめんのなのはな」完成。歌の橋本芳子さんと、西潟さんと、飲食しつつ、よもやま話
2月17日(月)  東京會舘の担当者から電話があり、とても反響がよかったので、毎週金曜日の夜にレギュラー出演してもらえないかとのこと。話はありがたいが、桐朋の講義とも重なる為、どうしようかな?  午後、(株)ピジョンの石川さんが来られ、純正律音楽研究会の会報のトップページ用の対談を録音。赤ちゃんに純正律はどうかということで話が盛り上がる。その後、リズム時計の小俣さん、西潟さんも合流。ミーティングのような、世間話のような、でも有意義な時間だった。
2月16日(日)  久し振りにオフ。有馬記念以来遠ざかっていた競馬をやりながら、グタグタ。競馬は2勝2敗。中山立春賞、4-6、4720円と、京都きさらぎ賞、ネオユニヴァースの単勝800円と複勝180円ゲット。多少浮く。
2月15日(土)  東京會舘、サンケイビル内のダイニング・バー「バーディ」でランチ・ミニコンサート。ヴァイオリン・トークショウ出演。天井高く、非常によく響き、ヴァイオリン奏いていてとても気持ちよい。CDもそこそこ売れたし、お客さんからの質問も多かった。強い印象を与えたようだった。パチパチ。
2月14日(金)  朝、サナダクリニックで心電図と血液検査、ドクター六花も、山梨の方のゴタゴタに巻き込まれ、気の毒。  4時から目白のTAスタジオで、3月3日ライブの初練習。10時までタップリ。新曲ばかりで、いささか疲れる。
2月13日(木)  邦楽の歌新曲「いちめんのなのはな」に着手。禁酒3日目。15日の東京會舘のミニコン準備。  文春と『このミス』の1位、今話題の『半落ち』読了。何という最悪の小説、1位 におすなんてサギだよ。最悪のミエミエのお涙頂戴。全体に力が入りすぎで硬い。女性が登場しないのは仕方がないとしても、出てくる人物すべてが一様に背中に鉄板うちつけたような硬直ぶり。非常に不愉快。『新潮45』のあるコラムでは、ネタバラシしてまで批難していたが、まずその批難通 りの愚作。もう誰も読むな。
2月12日(水)  1月末に、ほぼ完成していた新曲(3月3日用)「オリムポスの宴」のスケッチがどこを探しても出て来ず、しばし茫然。思い出すこともできず、逃がした魚の大きさに落胆。しかしどうしようもないので、もういちど書き直し完成。  14日のサナダクリニックでの血液検査の為、禁酒2日目。
2月11日(火) どっと疲れが出て、一日中ひたすらゴロ寝。 慶大の草野厚氏より、私が氏の本を紹介したことに対する謝意のメールが来て、少々驚く。早速、私の本2冊を送ることにする。
2月10日(月) 10:30発「ひかり」で東京へ。車中で新曲『福島潟 四季の唄』完成。3時から錦糸町のリズム時計にて、新商品開発のプレゼン。18:00、事務所にて純正律音楽研究会の今後についてミーティング。
2月9日(日) 「三世代トライヤードコンサート」の当日。 幼稚園から90歳の御先祖様が参加する、ものすごいコンサート。平均年齢78歳のコーラスに始まり、1部は合唱ずくめ。2部はオーケストラに始まり、いよいよ私の出番。このコンサートの為に、純正律音楽研究会大阪支部長、宮崎さんも、わざわざ大阪から駆けつけてくれた。
演奏はまあまあ、後できいたが、大変評判がよかったそうで、ヤレヤレ。終って、宮崎さん含め、数名で飲み会。宮崎さん、ありがとう。
2月8日(土) 昼間、ホテルで、3月3日の新曲作曲、あと少しで完成かなと思ったら、電話で早めに会場に来るようにと急かされ、中断。
コーラスのバックでも1曲ヴァイオリンを演奏することになり、そしてもう一度箏アンサンブルとの練習。そして、9時からいよいよステージ練習。
2月7日(金) 13:30発の「ひかり」で福山へ。夜7時から、箏アンサンブルとの練習。この間の練習でかなり激しく迫ったせいか、全員協力的で、大変やり易かった。
2月6日(木) 朝、赤坂のエルゴブレインズ訪問。今後の純正律音楽研究会の方向について、井筒氏より貴重なサゼッションを頂く。
夜、目白の西潟さんの現邦研にて、「邦楽の調律とピタゴラス音律について」の特別 講座。以前、三枝氏の講座の時にはお客さんが少なかったとのこと。私も気楽に行ってみると、何と50人近くで満員盛況。すると、ノリやすい私は、予定の1時間半をはるかに超え、2時間余りのしゃべりまくり。邦楽の人たちが平均律のチューナーで調弦することへ激しく反撃。しかし、洋楽より邦楽の人の方が、この手の話は新鮮にきいてくれるし、彼らの中にもカルチャーショックが生まれたようだった。実に有意義な一夜だった。
2月5日(水) 9日の福山で初演の「箏アンサンブルと独奏ヴァイオリンのためのカプリス」のヴァイオリン練習。日頃の不摂生のため、指が回らない。自分の曲なのにねえ。
2月4日(火) 朝、明大前の桜井さんのとこへ弓の毛の張り替えに。そこに、おとといクラス会で会ったばかりの高崎さんと会う。私はメンテが悪く、弓の張り替え約2年ぶり。ヴァイオリンも汚れまくっていて、桜井さんに磨いて頂く。キレイによみがえった。
渋谷でタワレコのぞくが、めぼしいものなし。
草野厚氏の『癒しの楽器 パイプオルガンと政治』(文春文庫)購入。すぐ読了。クラシック業界にも巣くう癒着に鋭く迫る感激的な本。本筋とはあまり関係なく、三枝成彰氏への批判があり、その辺の事情はよく知っているだけに笑い転げる。すぐに何人かに連絡、購入をすすめる。
猛烈な肩凝りに目覚め、西麻布で中国整体。
2月3日(月) 予定のスケジュールが2つ飛び、少しヴァイオリンをさらって、また作曲と読書。
2月2日(日) 夜、上野で芸大器楽科のクラス会。私はまだだが、大多数が還暦を迎えており、そのせいか、定年退職した者も多く、なんとなく角がとれ、ホッとした雰囲気で、生臭い私は全く雰囲気が合わない。口角泡を飛ばして「純正律」のことをしゃべったが、相変わらずみんなは「面 白い動物」のようにしか見ない。ピアノ科の女性軍、結婚して奥さんになって、もはや孫もいるような話をされると、まったくオバンになったなあ、と失礼な感想。
2月1日(土) 3月3日の〈和音〉ライブでの新曲を考えるが、まとまらない。
1月31日(金) ジーケイスタジオで、純正律定期便用の録音。松田麻由美さんとのデュオで「1.むすんでひらいて」「2.荒城の月」「3.夕やけこやけ」「4.コレルリのガボット」「5.うれしいひなまつり」「6.宵待草」。
先日尾道で買った、京極夏彦の『どすこい(安)』やっと読了。
しかし、京極夏彦って奴は喰えん作家だ。
ナヌ、彼はリンゴか?
それはクエン酸だろ、バカ、バシッ!
全体こんな風な悪文体でこよなく力士をバカにし愛撫する。
ケイレン的な笑いを誘いつつ、意外としつこい文体は読みやすいとはいえないが、こんな悪たれ反小説も珍しい。
京極氏は、変格ホラーミステリーから泉鏡花賞の『嗤う伊右衛門』と、幅の広い作家だとは思っていたが、こんな劇画にさえならんような悪態反小説も書くんだ。喰えん作家だ。
1月30日(木) CD化内定した『福島潟幻想曲』に新曲「四季の歌」の作曲依頼あり、スケッチにとりかかる。歌とはいえ、西潟さん用の邦楽の歌で、今風とかクラシックとかとは全く違う。ここは思い切って旋法処理で行かないと新味が出ない。うまくいけば面 白くなりそうな予感。
1月29日(水) 新宿へ西潟さんと新macを買いに。結局一番安いiBOOKの新品を購入し、彼女の持っていた上位 機種と交換。macも追いつめられている様子。1989年にmacを始めた私にはかなり淋しい気持ちになる。
1月28日(火) 純正律音楽研究会のスタッフ・ミーティング。
1月27日(月) 去年の11月に初演した三味線二重奏曲『ジャワリ』、好評につき出版する為の校正。
夕方、中川路さん来訪。先日私が置き忘れたヴァイオリンを交番に届けてくれた好青年。グラフィック・アーティスト。
1月25日(土) 2時より、西麻布のティールーム「フレンズ」にて、純正律「土曜のお茶会」。お客さん20名を超え、狭い店内は満杯。「芸術に恋して」の制作スタッフ3名、及び昔NHKの教育番組で永い間お世話になった太田さんも来席。前半は私の冗談演奏も含め、ヴァイオリン奏きまくり。後半は松田麻由美さんとのヴァイオリン二重奏。久方振りに沢山ヴァイオリンを奏きまくった。今後は話もいいが、ヴァイオリン演奏を増やした方がいいかなとの予感。質疑応答では、NHKの太田さんと私の昔の仕事仲間、青山さんから、活発な質問。大いに盛り上がる。
終って6人ほどで二次会。
1月24日(金) 渋谷へCD漁り。そしてサウナマッサージ。
CDは、古楽6枚、ワールド系8枚購入。しかし殆どいいものなし。わずかに、古代エジプトの復元楽器による創作CDと、ヒマラヤのCDがやや面 白い程度か。エジプトの内容は、驚くべきほど日本の声明に似ている。多分、作者のアロヨは、かなり日本のメロディを聴いたのではないだろうか。
1月23日(木) 午後、事務所にヴァイオリンの松田麻由美さん。25日、デュオ・ヴァイオリンをやる為の練習。理屈を言わずとも、うまくハモれば純正律で、とても気持ちいい。
1月22日(水) 来たる25日(土)の純正律、「土曜のお茶会」の準備。
1月21日(火) 夕方、もう1度ヴァイオリン番組の打ち合わせ。3月27日(木) 放送、12チャンネル系の番組『芸術に恋して』の最終回。司会 の高嶋ちさ子嬢を盛り上げる為の、ヴァイオリンをテーマにした番組。ついに私も出演することになった。
1月20日(月) 東京を空けていた整理が山のよう。ヴァイオリン番組の資料整理。
夕方、半蔵門のジーケイへ、純正律CDの今後のことで打ち合わせ。終わって、オフィスムーブの山口さんと飲みながら、今後の 話で大いに盛り上がる。
1月19日(日) 今日は、アンサンブルをもう一度2時から。その前にスーパー銭湯に。箏アンサンブル、かなり激しく練習。やっと目鼻付きそう。 5時半から、アンサンブルの人たちと飯食い懇談会。みんな「いい曲なので練習が面 白い」とのこと。よかったよかった。最終の「ひかり」で東京へ。
綾辻行人『緋色の囁き』読了。ここんとこ、推理ものばかり読んでいたが、これは推理ものというよりは、ホラーに近い。一種、『サイコ』的ドンデン返し。
1月18日(土) 夜、今度は福山のアマチュア・コーラスの練習に立ち会うまでの 昼間、尾道の魚を食べに出かける。夜6時からコーラスの練習。 かなり絶望的に近い水準。まずリズム感がゼロに等しい。全員のリズム感を揃えるために、ケチャの練習をする。そのうち、団員の1人から、「うたう時に、自分の中でメトロノームの感じを持つ必要があるのか」と問われ、愕然となる。そこで、2拍3連をちゃんとうたえるかどうか、みんなにテストしたら、ほとんど全員できない。リズム感なしに音程練習をしても無意味。音楽の3要素はまずリズム。リズム感がよくなれば決断力もついて、音程もよくなると何度も言うが、果 たしてどの位理解されたか? 終わって、広島お好み焼き、うまかった。
1月17日(金) 福山へは夕方着けばいいので、9時半に家を出て、電車乗り歩きに向かう。高速神戸駅から神戸電鉄に乗って、粟生線終点粟生駅 まで。鈴蘭台までの登山電車の風情は長いトンネル新設の為、大 変味気ない旅に変わり果 てた。そのかわり、鈴蘭台まで30分近 くかかっていたのが、12分ぐらいに短縮されていた。子どもの 時の遠足で貸し切りの単行電車2台が、ジャンパーなしのただの連結状態で、急坂を昇る為に、2台目にも運転手がつき、前に合わせてノッチ制御していたのを思い出す。その2台目の運転手は、 子どもたちに「こういう運転はものすごく難しい。誰にでもでけへんぞう」と言って威張っていたのが隔世の感。鈴蘭台から西鈴蘭台の間は、住宅密集地なのに、トンネルありの単線。西鈴蘭台から押部谷の間は部分複線だったり、複線工事をしたりしていたが、肝心の鈴蘭台よりが複線になるのは大変。規模はまるで違うが、小田急の下北沢附近の複々線工事のような難工事になるだろうなあ。
粟生の途中、三木は刃物の町、小野は算盤の町。両方とも活気に 乏しい。終点の粟生はJR加古川線と三セク北条鉄道とのジャン クション。北条は玉木家の出た町。で、なんとなく足が向かったのだが、駅の向かい側に停まっていた単行のキハになぜか乗る気がしなくなって出発した後、JRの時刻表を見ると、なんと、1時間あまり来ない。駅周辺は全く死に切った感じ。1軒だけあった何でも食堂みたいな所に入り、オバちゃんとしばし雑談。やっと来たJRに乗る。加古川線は非電化の2両。途中で学生が乗り込んで来るが、約1名、高校生とおぼしき女の子、もう今どき渋谷でも見かけないケバい格好で目を剥く。加古川から東海道線で姫路へ。姫路では以前印象に残っていた穴子鮨を食べるが、注文を間違えたらしく、少しがっかりする。大きな商店街に入り、東京から持ってくるのを忘れた電気ヒゲそりを980円で買う。姫路から在来線の鈍行・三原行きで福山へ向かう。
途中、岡山の手前から乗り込んできた凛々しい制服の中学生集団には驚いた。中学生のクセして阿佐田哲也の文庫本を読んだりしてるし、ゲームの奪い合いの口喧嘩がすべて標準語。オキャヤマなまりは一切なく、「テメエ、コノー」以下、罵り言葉の語彙も アクセントもすべて私より達者な東京弁。かなり特殊な英才教育の学校なんだろうなあと想像。ローマ字の校名は「岡山ハクリョウ」と読めたが。
福山に着き、夜7時から3時間、アマチュアの箏アンサンブルの練習に臨む。練習を始める前に、お琴の調弦方法「順八逆六」についてしゃべったが、何ということか、殆どの人が知らなかった。
で、どう調弦するかというと、みんな安っぽい平均律しか出ない チューニング・メーターでやっている。値段は9800円とか。 私は大声で「2万円ぐらい出して、ピタゴラスのある奴にしてくれえ」と懇願する。
曲は、シャラシャラうわべだけ弾くのならそんなに難しくないが、 それでは音楽にならない。アマチュアの、それも特にお琴の場合、16分音符などが、ダンゴ虫状態に丸まってしまって、発音不明瞭。そして、縦割りが合っていなくても邦楽とはそんなものと思い込んでいるフシがあるので、私は激しく意識改革を迫る。
1月16日(木) 昼、西麻布近くのテレビ制作会社に呼ばれる。ヴァイオリンをテーマにした番組作りの為にヴァイオリンのことを色々教えて欲しいとのこと。意外とみんな、ヴァイオリンに対する知識が乏しく、話がなかなか噛み合わない。
17:03の新幹線で神戸へ向かう。夜、母親(84歳ひとりぐらし)の所に泊まる。
島田壮司『斜め屋敷の犯罪』読了。ケレン味が強すぎ、クサイ。
1月15日(水) 17日に広島県福山市へ行く為の準備、特に、2月9日に初演する新作「箏アンサンブルとソロヴァイオリンのためのカプリス」のソロヴァイオリンパートの練習。自分の曲なのに指がよく回らない。日頃の不摂生のたまもの。
1月14日(火)

昼間、池袋のサンシャインビルの中にて、経済産業省の「福祉用具開発助成金」の説明会へ。
終わって赤坂でJ-scatの新年会。永六輔さん司会。主人公は小林亜星氏。これからの運動方針をということだったが、とにかく全員からJASRACに対するブーイングが激しく、まさに、JASRAC糾弾大会の有り様。我々は反体制派なので当然かもしれないが。

1月13日(月) 西麻布フレンズにて、純正律音楽研究会の内輪の新年会。15人近く参加。これからの展開とかで話が盛り上がる。その後、アルキの事務所にて車座になって酒飲み大会。西潟さんも参加、なんと私も三味線を弾かされる破目に。香川と大阪からも参加者あり。ごくろうさんでした。
有栖川有栖『ダリの繭』読了。これは面白い。文章もいいし、作者のダリへの想いが熱く伝わってくる。
1月12日(日) 代々木のオリンピックセンターの中の日本茶室にて、宮本さん主催の純正律ミニコンサート。神戸や京都からも来てくれた方があったとのこと。
1月11日(土) 12日のミニコンサートの為の準備。
1月10日(金) 我が主治医で、シンガーソング・ドクター福田六花氏の、月に1度の診察。「酒飲んでますね」といわれ、「飲んでない」ともいえず、苦笑。夕方、事務所にて馬場さんと打ち合わせ。
泡坂妻夫『毒殺の輪舞』読了。
1月9日(木) 新春歌舞伎、夜の部観劇。「寺子屋」と「保名」と「助六」。
「寺子屋」のおなじみ、どうしようもない理不尽さ。分っていても涙が出る。どうも私も悪しき日本人のDNAがあるようだ。「保名」は清元がよくなく退屈。「助六」は眼が痛いほど色彩 豊か。またくぐり等の悪ふざけは、内容的には貧困だが、役者冥利に尽きるだしものだろう。十年以上前の「助六」は「水入り」があったが、今回はなかった。少し拍子抜け。
1月7日(火) 教育芸術社より依頼のあった、リズム特集の本の為に、「リズムの快楽」なる拙文(約7000字くらい)書き上げる。日頃より音程や響きのことばかり追及している為、リズム論は自分にとっても非常に新鮮で書き易い。
1月6日(月)

有限会社アルキ、事務所開き。

1月5日(日) 西潟さんと新潟発、大宮へ。埼玉県大利根町に社会福祉法人「光の子どもの家」という、家庭環境不全児たちの施設訪問の為。西潟さんは今、邦楽を子どもたちとワークショップ展開しようという計画があり、ぜひ、「光の子どもの家」でやってみたいという話のもと、1月5日の同園にての新年会に招待されたもの。
大宮から宇都宮線で約30分、「栗橋」駅からお迎えの車で。子どもたちは30人くらい。下は3歳から上は18、9までいる。とりあえずは「すきやきパーティ」なので子どもたちも可愛らしく屈託ない。私は持参したヴァイオリンで、しばし子どもたちと遊ぶ。全員、おもしろがってくれてホッとする。
1月4日(土) 3時より、ビュー福島潟という、NYのグッゲンハイム美術館のミニチュアのような、ラセン型ホールにて、コンサート開始。色んな形のアンサンブルの演奏の間に、私の「純正律」ミニ講演。そして、昔、尺八と箏の為に作曲した『二つの舞』より「光の舞」を、箏と私のヴァイオリンで演奏。そして、いよいよ最後の曲として私の新作『福島潟幻想曲』初演。どうやら強い印象を与えた様子。夜は宴会。大いに盛り上がる。
1月3日(金) 11時の新幹線で、新潟経由、豊栄の福島潟へ到着。西潟さん主宰の現代邦楽研究所のアンサンブル用新曲『福島潟幻想曲』初演のため。練習中の休みの間に、三絃と箏の為に「浜辺の歌」の編曲完成。
1月2日(木) 渋谷で買物、読書。荒俣宏の『開化異国助っ人奮戦記』読了。版画家エッシャーのお父さんの日本読みエッセルが、明治の頃、福井県にいたこと。主婦之友社の中にあるヴォーリズホールの名前の由来になったヴォーリズは、今テレビで話題になっている滋賀県豊郷の小学校の設計者であること。また、メンソレで有名な近江兄弟社の創始者であること、前戦に白人の落語家がいたこと等、かなり面 白い話が満載。
1月1日(水) 浅草寺へ初詣で。

平成15年


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